iwayamarock’s diary

シンガーソングライター、岩山泰輔のその時思ったことを書いていくブログです。

近況報告

凄まじい勢いで夏から秋に移行しており、気温の変動がえげつないことになっています。
おかげで体があんまり季節に追い付いていません、
どうもこんにちは岩山泰輔です。

今年が始まって早九ヶ月と半月。高校卒業から毎年毎年時間が過ぎるスピードがはやくなってますなぁ。
そんな2019年も残り三ヶ月弱、ちょっと最近の近況報告をしてみようかなとば。



ソロの岩山泰輔主体で活動を始めて五ヶ月、この期間は色んなことを知ったり学ぶことが多かったですねー。
なんとも節操なくあれこれ好き放題手を出してみた五ヶ月間でした。

一人で劇的★ミュージカルロックライブしたり、路上で一人EDMビジュアルロックをやってたりそれをしながら福井東京区間を四日間旅したり。
サポートメンバー(みんな大好き正光君)と一緒に二人でライブをしたり、初めてローディーの子と一緒にライブをやったり。

自分の実力や志向性をすごく実感した日々でしたね。
最近はあまり熟睡できなくなりました。
去年までに比べて、たぶん少しずつ見える視野が広がったり、うっすらとしていたものの実体がはっきり見えてくるようになっているんでしょうね。正直見えてくるものの重さに心が気を許さなくなってきてるのかもしれません。

布団に入っても二時間くらい寝付けずに悶々として、早朝四時五時になってようやく体が自動的に寝てくれるのを待つ日も、以前に比べて多くなってきています。
しょこくんも似たようなことを言ったりしているのは、彼も似たようなことを感じているのかもしれませんね。

なぜ自分は音楽を奏でるのか。
自分は音楽をすることによって、人生を生きることによって何をしたいのか。
やっぱりずっと頭のどこかでそこの答えを求めようとして、気が休まっていない感覚がずっとあります。



正直今はプロでデビューをしたいとか、どこどこのアリーナやスタジアムでライブを出来たとか、そういうことがモチベーションには全くならなくて。
いかにワクワクすることを考えるかそれをやるか、それにどれだけ命を懸けたいと思えるか、その視点がすごく今の自分には改めて重要になってきています。

自分がワクワクすることをどうせ全力でやるなら、少しでも多くの色んな人と共有したい。
どうせ真剣にやるなら、真剣にやったことに刻まれた自分の美学が、少しでも誰かの心に刺さって欲しい。そしてその機会が少しでもあればいい。
そういうスタンスになってきた、あるいはそういう自分のスタンスに自覚的になってきました。


木田とのコラボで幕張でライブをやったときから、あんまり東京ドームでライブをするんだ!とか国立競技場でライブをするんだ!CDをたくさん売ってランキングの上位にいくんだ!
的な関心が自分のなかで全然魅力に感じれないようになっていったんですね。

そこでライブをすること、その行為をすること自体にそこまでテンションが上がらなくなってきました。

だから、世間のなかで持ち上げられる「いかに成功するか」とか「いかに成り上がるか」っていう内容に、言葉に対するロマンは感じても感情移入しきれなくなってきて。
というかたぶん、木田マーチングの子供たちとそのスタッフの皆さんとで作り上げた幕張メッセでのライブをやったときに、周りの人々や世間がひたすら崇拝する「成功」「勝利」っていうものの弊害を感じてしまったからなのかな。

枠の中の「成功」、誰かが用意してくれたり手渡してくれる「勝利」の価値をすごく疑うようになって。
それは権威の元では誰もが認めるまさに太鼓判や御墨付きになるんでしょう。
でもそれでだからなんなんだろうって思うようになったんですよね。 

誰かが定義し授与してくれる「成功」に一体どれだけの価値を感じるべきなのかって。
ひねくれているから、言葉にままにどうしても受け入れられないんですよね。

「成功」や「勝利」というもののその指標や定義を、誰かがくれるのを嫌がって自分で見つけたいと思うから、無条件の「世間の成功のイメージ」がくれる安らぎを感じれなくなったのだったりして。

今は自分が本当に納得できる「成功」を自分で探してみようと思います。
なので、当然世間の皆々様が手を上げて喜ぶことよりも「なんでそんなもんやってんの?」「そんなもんやって意味あんの?」ってことのが今後もより一層やってくかもしれません。

でもいーじゃん。だーれも俺の人生の責任なんか取ってくんないし取りようがないんだもん。
みんな自分の人生を完遂するので精一杯なんだから、僕もそれに全力で取り組んでいきたいでござる。



近々、ここまでの僕の活動の集大成とよべるイベントを企画して、発表しようと思います。
これがもし成功すれば、もしかしたら誰もみたことがないエンターテイメントの新しい在り方、その雛形を作って皆さんにお見せできるかもしれません。少なくとも日本で似たようなものはあんまり聞いたことがないし、企画の相談に乗ってくれる人達も異口同音に「それは見たことがないものだけど、面白そう」っていってくれてます。

ただ、その中身っていうのが前例がないゆえにほんっっっとに手探りです。
誰も問題集の答え合わせのごとく解き方や進め方を指南してくれそうな気配は少なくとも僕の周りではありません。
今のライブハウスやロックの潮流とは真逆のものであるのは確かです。
けど僕は基本的に自分がワクワクできる生き方をしていたいです。

誰になんと言われようと、自分の美学を貫いていきたいと思いますし、たぶんそれが結果的に皆さん的には面白いものになると思います。

では、はやくそのイベントの中身を皆さんにお知らせできるように、頑張って参ります。岩山泰輔でした。



ねよ